甘茶の庭 甘露庭

拝観・坐禅体験

霊源院は、寺院の規模としては小さな古刹であるため、立派な伽藍がある訳ではありません。しかし、勉学と修練の場としては、非常に古い歴史を持つ寺院です。したがって、霊源院は、観光名所ではありながら、より多くの方々に坐禅を体験いただき、仏の道に触れていただきたいと考えております。声をかけていただければ、いつでも坐禅ができる、法話が聞ける、そんな心の拠り所としての禅寺でありたいと考えております。

建仁寺ならびに霊源院のご案内

霊源院住職が、建仁寺ならびに霊源院をご案内いたします。文化遺産としての建仁寺だけではなく、臨済禅の総本山としての建仁寺の姿と、京都五山文学の中枢であった霊源院の伝統文化を感じていただければと思います。
所要時間: 45分

建仁寺

臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁2年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられています。山号は東山(とうざん)。諸堂は中国の百丈山を模して建立されました。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済禅の道場となりました。800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。
方丈には潮音庭や大雄苑などの有名な庭園があります。他にも法堂の天井画「双龍図」や、俵屋宗達筆の「風神雷神図屏風」が有名です。

霊源院

臨済宗建仁寺派の塔頭寺院です。龍山徳見和尚を勧請開山として、その弟子である一庵一麟によって創建されました。鎌倉時代末期から室町時代にかけ、京都五山と鎌倉五山の禅僧たちによって栄えた漢文学・五山文学の最高峰とされた寺院です。中巌圓月坐像と、その胎内秘仏である毘沙門天立像など拝観する事ができます。

坐禅体験

おのがまま、在る事を観る。禅寺での坐禅を体験できます。坐禅について全く分からない初心者の方でも、簡単にわかりやすく体験いただけます。
所要時間:45〜60分

坐禅とは

坐禅は、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅の基本的な修行の方法のひとつです。
現在では、心身健全と教育のために坐禅を行なったり、より良いアイデアを引き出すために坐禅が取り入れられるなど、宗派問わず世界中で行なわれるようになりました。
霊源院では、気軽にかつ気兼ねなく坐禅を体験して頂くために、予約制にて承っております。ぜひご体験ください。

法話

仏の教えと「生きる」事。心に伝わる法話を拝聴できます。
霊源院住職 雲林院 宗碩
所要時間:45〜60分

法話とは

説法とは、僧侶や住職が聴衆に対して仏教についての事柄を説き聞かすことを意味しています。
法話では、霊源院の住職であり、布教師でもある雲林院宗碩が、現代社会の動向や日常生活の身近な事ささいな事などから、仏教や禅の教えをわかりやすく説法いたします。どなたでも楽しめるご法話です。

茶席

開祖より引き継がれる茶の世界。茶道の源流を体験できます。
所要時間:15〜30分

茶道の源流へ

鎌倉時代、建仁寺の開祖明庵栄西禅師は宗へ渡り、「禅」と「抹茶」を日本へ持ち帰りました。後に栄西禅師が日本に広めた「喫茶の法」は、後に茶道へと継承されていきます。霊源院の茶席では、もてなしの心で、住職が呈茶を行ないます。

写経・写仏

仏身を描く事。心の在り様を尋ねる事。写経だけでなく写仏も体験できます。
所要時間:15〜30分

写経・写仏

写経は、人々に仏の教えを伝えるための修行のひとつです。奈良時代においては、経典を必要とする人々のために転写をおこなう意味で使用されていましたが、時代とともにその意義が変化し、現在では、心身を清める修行としての意味合いを持っています。写経を繰り返すことでその意味を感じ取りながら学ぶことが出来ると言われています。写仏もまた、同様に仏画に表現される一切の装飾や法具、型までが仏の教えを示したものであるため、同様の功徳が得られます。

お問い合わせについて

プラン内容など当院へのお問い合わせ・ご連絡・ご予約は、FAXにて受け付けております。
FAX 075-277-1118
申し込み用紙については、»こちらよりどうぞ。«

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